台東区生涯学習ラーニングスクエア「はじめてのミュージックベル講座~ひとつひとつの音を重ねて紡ぐメロディ~」

皆さま、こんにちは!代表理事の富澤です。

今回は、今から3年前になりますが、2020年に台東区千束社会教育館で「ミュージックベル講座」をおこなった時のご報告をしたいと思います。

2019年の5月に講師依頼をいただき、7月に打ち合わせをして、2020年1月~3月(全8回)開講と決定、助手として日本ミュージックベル振興会正会員の木下先生に、ご協力いただく事になりました。

そしていよいよ開講!嬉しいことに、10名の参加者が集まってくれました。

開講初日は皆さん緊張の表情ながらも、すぐお隣同士に話の花が咲き、和気あいあいの雰囲気で始まりました。

ベルの基礎知識をお伝えし、リズムトレーニングなどをしながら、1曲ずつ仕上げていきます。

ありがたい事に、自然と楽器経験者が音楽経験のない方の隣に座り、リズムがうまく取れない所をサポートして下さいます。自信がないとおっしゃる方を、周りの方々が励ます姿が印象的でした。本当に暖かい雰囲気でした。

そして最終日の発表会に向け、グループ名(あさくさティンカーベル)が決まり、曲目も決まり、音の受け渡し、並び順、衣装なども全て決まり、残すはリハーサルと本番、という所で……

新型コロナが日本に襲い掛かり、急きょ中止になってしまいました。

最後となった第6回(2/21)レッスン日では急きょ予定を変更し、前半は全曲録音し、後半はお茶会(お疲れ様会)をして終わりとなりました。

会員さんの中からサークル化したいとの話しが出て、それに向けて動き出していた所だったのですが、それどころではなくなってしまい…今考えてもつくづく残念です。

最後に木下先生が、最後となった日に録音した音源でCDを作ってくれました。

私たちの発表の場はなくなってしまったけど、このCDにはみんなで泣き笑いをしながら練習した思い出が、ぎっしり詰まっています。

CDには、「春の小さな発表会」と書いてあり…それを見たら、恥ずかしい事に涙が出てきました。新型コロナにより世の中がどうなっていくのか、先が全く読めない時期で不安でいっぱいでしたが、皆でワイワイ言いながらベルを楽しめる時がきっとくる…そんな事を願わずにはいられませんでした。

その後コロナ渦により、ミュージックベル活動が全くできない状況が続きましたが、2021年の1月、再度台東区より「ミュージックベル講座」の依頼がありました。その時の嬉しさったら…思わずキャーと叫んでしまいました(笑)担当者と、今度こそ最終日まで完走しましょうと前回リベンジを誓いました。

次回は、2021年度の「ミュージックベル講座」の様子をお伝えしますね。

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